スタッフ紹介 Staff

利用者さんとの会話を通して、楽しくて安心できる
「続けられるリハビリテーション訓練」を実現

菅井 走(入社3年4ヶ月目)

Sou Sugai

リハビリ専門デイサービス ポエム開成

機能訓練指導員(理学療法士)

機能訓練指導員(理学療法士)の仕事は、利用者さんにお会いして、身体状況を評価し、トレーニング(リハビリテーション訓練)をして、身体機能回復のお手伝いをすることです。
仕事で重視していることは、「話すこと」。リハビリは継続が大切ですが、トレーニングはときに苦しく、挫折しがちなものです。そうならないよう、利用者さんとよく話し、気持ちを聞き出しながら、どうしたら楽しんで続けてもらえるかをいつも考えています。

リハビリ訓練では、手だけでなく口も動かす。
会話で楽しい雰囲気をつくり、安心感を感じ取ってもらう

こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、普段の仕事は、「ひたすらおしゃべりして、ひたすらリハビリする」ことです。利用者さんと話をするのが好きというのもありますが、雰囲気づくりというか、リラックスしていただきたいので。

リハビリ訓練はときに苦しいものです。痛いこともありますし、思うように動けないこともあります。ですから苦しい時間をいかに楽しい時間に変換できるか、次もリハビリ訓練を受けたいと思っていただける経験を提供できるかが大切です。

利用者さんときには筋肉や骨格など、身体についての言葉は難しいものが多いので、身近なものへ置き換えたり、できるだけ噛み砕いて説明するよう工夫しています。

気をつけて伝えれば難しいことでも理解してもらえますし、内容がわかれば安心してトレーニングに集中できます。楽しませるだけでなく、伝えるという点でも、話す力(スキル)が求められる仕事だと思います。

苦しいリハビリをいかに継続してもらえるか。
カギは利用者さんの生活に根ざした
トレーニングプランの立案

筋トレやリハビリは継続が大切です。ただ、施設でかかわれる時間は限られていますので、自宅でも継続してトレーニング(訓練)できるようサポートすることが、とても大切です。

訓練中の会話で利用者さんの生活パターンをできるだけ細かく聞き取り、そこにトレーニングを入れ込んだプランを提案するようにしています。
例えば、歯磨きしながら姿勢をチェックしてもらうとか。寝転んでするトレーニングならば、寝る前や寝起きにやってみましょうと提案しています。トイレに行った際に、便座に座るタイミングでアキレス腱を伸ばすことも、十分トレーニングになります。

ポジティブで信頼できる仲間たちと
「あなたでよかった」と言われる介護を目指す

介護の仕事を始める前は、スポーツジムでスポーツトレーナーをしていました。トレーニング中に、「腰が痛い」「肩が痛い」と訴える方が多かったのですが、トレーニングの知識があっても正直何をしていいか、どう気をつけていいのかわからず、力になれないことが多くありました。理学療法士の資格をとったのは、そういう人たちの力になりたかったからです。

これまでいくつかの施設を経験しましたが、はなひろの特徴は「雰囲気のよいところ」だと思います。特にスタッフがみんな「ポジティブ」なのがすごい。ポジティブに利用者さんの心に寄り添っています。
あと、スタッフ間の信頼関係が強いところも特徴ですね。

リハビリ訓練を指導していて「あなたでよかった」と言われると、嬉しいですね。
「先生に伝えてもらったことがうまくできている」「言われたとおりにやったら本当に痛みがとれたよ」「あのストレッチすごいやりやすいね」「お風呂上がりに毎日やってるよ」なんて言われると、「よしっ! 力になれた」という気持ちになります。