介護業界という進路について/福ひろばインターシップ二期生コラム Vol.01

■固定概念によって閉ざされた進路

はじめまして、今年の夏から約3か月間、株式会社はなひろのインターンに参加しました汪 雅雪(おう みゆき)です。
今この記事を読んでくださっている読者の皆様にお聞きしたいことがあります。
皆様は、今までどうやって自身の進路を選択してきましたか。

進路とは就職に限るものではありません。進学や留学、結婚や家族を持つことなど、多種多様な「進む道」です。
ひとつの進路を選択することは、別の選択肢を手放すことであり、時に後悔を伴うこともあるかと思います。

もちろん、後悔や失敗から学ぶことは少なくありません。でも、する内容が大きくなれば大きくなるほど、後悔しない選択をしたいと思うものではないでしょうか。
今年の7月、私は自身の地元である東北地方の復興支援活動をしたいと思い、復興・創生インターンに応募しました。
そこで見つけたのが、この株式会社はなひろでの活動です。

私にとって「介護業界という進路」への知識は、専門性が高く必ず専門学校を卒業しなければならないものでした。
そんな未知の業界であった介護業界に対して、初めの印象は決して良いものだけだったとは言えません。
自宅付近の老人ホームからは、常日頃から明るい雰囲気を感じていました。一方で、メディアが報道する介護業界の姿は常に暗く、受け入れ難くもありました。
ですが今回のインターン通じて、介護業界への暗い印象は一気になくなりました。

施設のスタッフの方々をはじめ、ケアマネジャーなどへのインタビューを通して、皆さんがどれほど利用者さんのことを思い、働いているのか。そして、どれほどの愛と希望が溢れる職場なのか、ということを感じました。
そこで、今回、皆さんに、進路選択の一つとして介護業界への進路を推薦しようと思います。

この3か月に及ぶインターンシップ活動で学んだ、介護業界の2つの魅力を通して、私が持っていたような固定概念を、無くしていただきたいです。この記事を読み終わった後に、みなさんの進路がより豊かなものとなりますよう、願っております。