「お盆で帰省したら、少し痩せたように見えた」「冷蔵庫の中身が偏っていた」——そんな小さな違和感に気づいたことはありませんか。離れて暮らしていると、親の変化はどうしても見過ごしがちです。今回は帰省のタイミングで確認しておきたいポイントと、気になる変化を見つけたときの相談先について、郡山市台新・郡山市賀庄・矢祭町の地域資源も交えてお伝えします。
お盆の帰省で見ておきたい、親の変化のチェックポイント
毎年顔を合わせていても、久しぶりに会うからこそ気づける変化があります。私たちがデイサービスの現場でご家族から伺う「気づいたきっかけ」には、いくつか共通するパターンがあります。特別なことではなく、日常のちょっとした違和感がサインになることがほとんどです。
見落としやすい5つのサイン
- 体重や顔色の変化、服のサイズが合わなくなっていないか
- 冷蔵庫や台所に同じ食品ばかりある、賞味期限切れが目立つ
- 郵便物や洗濯物が溜まっている、部屋の乱れ
- 同じ話を繰り返す、日付や約束を忘れることが増えた
- 体にあざがある、家具の配置が変わっている(転倒の跡かもしれません)
一つだけなら気にしすぎかもしれませんが、複数当てはまる場合は、少し丁寧に様子を聞いてみることをおすすめします。気になったことをそのまま指摘すると、親のプライドを傷つけてしまうこともあります。「最近どう?」「困っていることはない?」と、礼を尽くして相手の気持ちに寄り添う聞き方を心がけると、本音を話してもらいやすくなります。
気になる変化に気づいたら、まず何をすればいいか
「心配だけど、何から始めればいいか分からない」という声をよく耳にします。まず頼れるのが、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターです。介護保険を使っていなくても、無料で相談できます。
介護サービスを利用する場合は、市区町村の窓口や地域包括支援センターを通じて要介護認定を申請し、認定調査と主治医の意見書をもとに審査が行われ、要支援・要介護の区分が決まるという流れです。申請から認定まで一定の期間がかかるため、気になったら早めに動くことが安心につながります。
デイサービスという選択肢 ─ 郡山市台新・賀庄・矢祭町の身近な資源
要介護認定を受けたあと、在宅生活を続けながら利用できる選択肢のひとつが通所介護、いわゆるデイサービスです。私たちは郡山市台新でリハビリに特化した「ポエム開成」(定員18名)、郡山市賀庄で地域密着型の「ポエム郡山賀庄」(定員10名)を運営しているほか、矢祭町では指定管理者として「舘山荘」の運営に携わっています。
私たちが大切にしているのは、「介護はエンターテインメント」という考え方です。機能訓練やレクリエーションを、義務ではなく楽しみとして感じていただけるように、うちのスタッフは日々工夫を重ねています。ご本人が「また行きたい」と思える時間を過ごせることが、ご家族の安心にもつながると考えています。
また、二宮尊徳の報徳思想にある「一円融合」——支える人と支えられる人が互いに支え合い、地域全体でひとつの輪になるという考え方も、私たちが日々大切にしているものです。ご家族だけで抱え込まず、地域の資源とつながることも、立派な選択のひとつだと考えています。
まとめ
今年のお盆、少し早めに親の様子を気にかけてみませんか。気になることがあれば、一人で抱え込まず、地域包括支援センターや私たちのような身近なデイサービスに相談してみてください。小さな気づきが、これからの安心につながります。
はなひろからお伝えしたいこと
私たちは「地域と共に育ち、貢献する」ことを経営理念に掲げています。一隅を照らす、という言葉のように、目の前のご利用者お一人お一人と向き合うことを大切にしています。郡山市台新・賀庄、矢祭町の各事業所まで、お気軽にお問い合わせください。採用情報は弊社ブログの月曜・日曜の記事もご覧ください。
介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県須賀川市・郡山市・矢祭町でデイサービスなどの介護事業所を運営しています。一般社団法人 全国介護事業者連盟 福島県支部 副支部長。
