「同じ利用者様と、毎日ちゃんと向き合えているだろうか」——介護の仕事をしていると、ふとそう自問する瞬間があります。大規模な施設では、一人ひとりの表情の変化に気づく余裕がないこともあります。では、定員わずか10名のデイサービスで働くと、何が変わるのでしょうか。今日は、私たちポエム郡山賀庄の現場から、少人数だからこそ生まれるスタッフの絆についてお伝えします。
郡山市賀庄のデイサービスは、なぜ「顔の見える」現場なのか
ポエム郡山賀庄は、郡山市賀庄にある地域密着型通所介護(定員10名)です。地域密着型通所介護とは、住み慣れた地域で少人数の利用者様に手厚く関わることを目的とした通所介護の一形態で、大規模なデイサービスに比べてスタッフ一人当たりが関わる利用者様の数が少ないという特徴があります。
この規模だからこそ、私たちは「今日は少し元気がないな」「いつもより会話が弾んでいるな」といった小さな変化に気づきやすい環境にいます。効率だけを追えば大規模施設に軍配が上がるかもしれません。ですが、私たちが大切にしているのは「介護はエンターテインメント」という考え方です。一人ひとりに合わせた関わり方を工夫できるからこそ、日々の時間を利用者様と一緒に楽しめる。それが賀庄で働くやりがいの一つだと感じています。
スタッフが口にする「賀庄らしさ」
多職種が支え合う、一円融合のチーム
通所介護の現場は、介護職員だけで成り立っているわけではありません。看護師や生活相談員など、異なる専門性を持つスタッフがそれぞれの役割を果たしながら、一つの現場を支えています。二宮尊徳の教えに「一円融合」という考え方があります。異なる立場の人や物事が、互いに補い合いながら一つの円になっていくという意味です。私たちの現場も、まさにこの姿を目指しています。
介護職員が気づいた小さな体調の変化を看護師に伝え、生活相談員がご家族との情報共有につなげる。誰か一人が抱え込むのではなく、それぞれが自分の持ち場で力を発揮し、互いを支え合う。武士道でいう「仁」——他者を思いやる心にも通じる働き方だと、私たちは考えています。
「当たり前」を大切にする現場のリアル
私たちが新人スタッフにも中堅スタッフにも伝え続けているのは、特別なスキルの前に「当たり前を当たり前に」という姿勢です。挨拶をする、感謝を言葉にする、時間を守る、素直に学ぶ姿勢を持つ——シンプルですが、これができているかどうかで現場の空気は大きく変わります。
記録や情報共有の場面では、ICT(情報通信技術)やAIも取り入れています。ただしこれらはあくまで、スタッフが利用者様と向き合う時間を増やすための道具です。目的はデータを集めることではなく、一人ひとりと丁寧に関わること。最澄の言葉に「一隅を照らす」というものがあります。自分の持ち場を精一杯照らす人が集まれば、やがて大きな明かりになる——賀庄の現場で働くスタッフ一人ひとりが、この言葉の体現者だと感じています。
まとめ
少人数の現場だからこそ生まれる関わりの深さ、そしてそれを支えるチームの連携。この記事を読んで「自分にもできそうだ」と感じていただけたなら、ぜひ一度、私たちの現場を覗きにいらしてください。どんな職種で介護に関わりたいか、まずは気軽にお話ししませんか。
はなひろからお伝えしたいこと
私たち株式会社はなひろは「地域と共に育ち、貢献する。情熱を持ってこの仕事を愛し、関わる人全てに感謝と感動を」を経営理念に掲げています。ポエム郡山賀庄はその理念を体現する現場の一つです。ご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。なお、採用情報は弊社ブログの月曜・日曜の記事をご覧ください。
介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県須賀川市・郡山市・矢祭町でデイサービスなどの介護事業所を運営しています。一般社団法人 全国介護事業者連盟 福島県支部 副支部長。
