「いつまで自分で歩けるだろう」「親の足が弱ってきた気がする」——そんな不安を感じている方は、郡山市でも確実に増えています。2025年、いわゆる「2025年問題」の節目を過ぎた今、介護業界はどう変わろうとしているのか。今日は業界の動きを、できるだけ分かりやすくお伝えします。なお、私たちはなひろの新拠点「poem de reha 安積店」は、6月1日オープンまであと4日となりました。
「2025年問題」とは何だったのか——郡山市の介護現場から
2025年は、日本の介護・医療にとって大きな転換点でした。1947〜49年生まれの「団塊の世代」が全員75歳以上の後期高齢者になる年として、長年「2025年問題」として語られてきました。郡山市でも高齢化は着実に進み、暮らしの中にその影響が見え始めています。
後期高齢者が増えると、「介護を必要とする人の数」と「介護を担える人材の数」のギャップが広がります。国はこの課題に対し、「地域包括ケアシステム」という考え方を推進してきました。自宅や地域での生活を支えながら、できるだけ長く元気でいてもらう仕組みです。
その地域包括ケアの柱のひとつが「通所介護(デイサービス)」です。特に近年注目されているのが、定員の少ない地域密着型と、半日で完結するリハビリ特化型の施設です。大規模施設でのルーティン型ケアではなく、個人の目標に合わせた少人数のリハビリへ——介護の形が変わりつつあります。
地域密着型通所介護の強みとは
地域密着型通所介護は、定員18名以下の小規模な事業所を指します。原則としてその市町村に住む方が対象となります。一見すると制約のように思えますが、これが「顔の見える関係」「地域のリハビリ拠点」としての強みになっています。スタッフが利用者一人ひとりの生活背景を知っているからこそ、画一的ではないケアができるのです。
半日型リハビリデイが選ばれる理由——業界トレンドの変化
介護保険のデイサービスには「1日型」と「半日型(短時間通所)」があります。半日型は午前または午後の3〜4時間程度で完結するタイプです。近年、半日型リハビリ特化デイの需要が高まっています。その背景には、利用者・家族側の意識の変化があります。
「1日デイに行くほどではないけれど、体を動かす機会がほしい」「家での時間は自分のペースで過ごしたい」——要支援1・2など、比較的元気な高齢者にとって、半日型のリハビリは理想的な選択肢です。午前または午後だけ外出して運動し、残りの時間は自分のペースで過ごせる。そのバランスが支持されています。
また、ロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器の機能低下)や廃用症候群(体を動かさないことで起こる機能低下)の予防という観点からも、「動き続けること」の重要性が広く知られるようになりました。一度体を動かさなくなると、筋力・バランス能力・認知機能が急速に低下するリスクがあります。逆に言えば、早めにリハビリを始めることで、その進行を大幅に遅らせられるのです。
リハビリ専門デイに求められるもの
「リハビリをやっています」と言っても、その内容はさまざまです。ポイントとなるのは、個人に合わせた目標設定と、専門職(理学療法士・作業療法士など)によるプログラムの質です。マシントレーニングだけでなく、脳トレや日常動作の改善まで含めた包括的なアプローチが、長期的な効果につながります。利用者の変化を記録・分析し、プログラムを継続的に見直せる仕組みも欠かせません。
郡山市安積町から、地域の未来を考える
私たちはなひろは、郡山市賀庄・台新(開成地区)・矢祭町(指定管理)でデイサービスを展開してきました。そして2026年6月1日——あと4日——郡山市安積町笹川に「poem de reha 安積店」をオープンします。
安積町は郡山市南部の住宅地で、今後さらに高齢化が進む地域のひとつです。「動くから 変わる」をモットーに、半日型リハビリと9種類のマシントレーニング・脳トレを組み合わせたプログラムを提供します。要支援1・2(郡山市・須賀川市)から要介護1〜5の方まで、一人ひとりに合わせた目標を立て、地域のリハビリ拠点として根を下ろしていきます。
業界の変化は、数字や政策の話だけではありません。実際にその地域で、一人ひとりの生活を支えることから始まります。「一隅を照らす」という言葉がありますが、私たちが安積町に事業所を開く理由も、ただそこに人がいて、その人たちに必要とされているから——それだけです。
まとめ
2025年問題の波は、すでに郡山市の日常の中にあります。介護予防・リハビリの大切さは頭では分かっても、「どこへ行けばいいか分からない」という方が多いのも現実です。もし郡山市内でリハビリデイをお探しなら、ぜひ一度、はなひろの事業所を見学にいらしてください。一緒に、動き続けられる暮らしを考えましょう。
はなひろからお伝えしたいこと
私たちはなひろは、「地域と共に育ち、貢献する。情熱を持ってこの仕事を愛し、関わる人全てに感謝と感動を」を理念に、郡山市・矢祭町でデイサービスを運営しています。poem de reha 安積店のご見学・お問い合わせは、担当の豊嶋(080-2848-2881 / toyoshima@hana-hiro.com)まで。詳細は https://info.hana-hiro.com/poem-asaka.html でもご確認いただけます。
発行:塙 啓之(株式会社はなひろ)
