最近、同じことを何度も聞かれる。置き忘れが増えた気がする——そんな小さな違和感に、心当たりはありませんか。年齢のせいなのか、それとも認知症のはじまりなのか。判断がつかず、一人で抱え込んでしまうご家族は少なくありません。私たちは郡山市台新・賀庄、そして矢祭町でデイサービスを運営する中で、こうした不安を抱えるご家族と数多く向き合ってきました。今日は、もの忘れと認知症の違い、そして頼れる相談先についてお伝えします。
もの忘れと認知症、郡山市の家族が見分けるポイント
「もの忘れ」と一口に言っても、加齢による自然な変化と、認知症のサインとして注意したいものには違いがあります。たとえば、昨日の夕食のメニューを思い出せないのは加齢によるものだと言われますが、夕食を食べたこと自体を忘れてしまう場合は、少し注意が必要かもしれません。ご本人はうまく説明できないことも多く、気づくのはいつもご家族です。私たちがデイサービスの現場でご利用者と接する中でも、こうした変化にご家族より先に気づくことがあります。毎日決まった時間にお会いし、送迎や活動を通じて様子を見ているからこそ、見える違いがあるのです。
見分けるヒント
もちろん、これだけで判断できるものではありません。気になる様子が続くときは、一人で様子を見続けず、早めに専門機関へ相談することをおすすめします。
郡山市台新・賀庄、矢祭町の相談先
もの忘れが気になったとき、まず頼れるのが「地域包括支援センター」です。これは、高齢者の介護・医療・福祉に関する相談を無料で受け付ける公的な窓口で、郡山市内には台新地区や賀庄地区を含め、お住まいの地域ごとに設置されています。矢祭町にも同様の相談窓口があり、私たちが指定管理を担う矢祭町デイサービスセンター舘山荘のご利用者・ご家族も、こうした窓口を通じてサービスにつながるケースが多くあります。「どこに相談していいかわからない」という段階でも、まずは近くの地域包括支援センターに電話をしてみることから始めてみませんか。私たちも、通所介護の現場でお預かりする中で気づいたことがあれば、ご家族やケアマネジャーへお伝えするようにしています。地域と共に育ち、貢献することを経営理念に掲げる私たちにとって、抱え込まずに頼っていただける存在であることも、大切な役割の一つだと考えています。
私たちが現場で大切にしている「気づく力」
私たちは、郡山市台新のリハビリ専門デイサービス「ポエム開成」(定員18名)、郡山市賀庄の地域密着型通所介護「ポエム郡山賀庄」(定員10名)など、通所介護を中心に事業所を運営しています。日々の機能訓練や活動の記録にはICT・AIによる解析も取り入れていますが、それはあくまで現場のスタッフを助ける道具です。最終的にご利用者の小さな変化に気づき、寄り添うのは人の目と心だと私たちは考えています。一人ひとりの「今日はいつもと違うな」に気づくこと。それは、最澄の言う「一隅を照らす」に通じる、私たちなりの介護のかたちです。枠にとらわれず、気づいたことを言葉にできるスタッフでありたいと、日々話し合っています。
まとめ
もの忘れと認知症の境界線は、専門家でなければ判断が難しいものです。だからこそ、一人で悩まず、地域包括支援センターやデイサービスなど、身近な相談先を頼ってみてください。最近、ご家族に気になる様子はありませんか。小さな違和感を、どうか見過ごさないでください。
はなひろからお伝えしたいこと
私たちは、郡山市・矢祭町で通所介護を中心に、リハビリ専門デイサービスや自費訪問リハビリ「re:Life Koriyama」、介護福祉情報ポータル「福ひろば」を運営しています。ご家族の不安に、少しでも寄り添える存在でありたいと考えています。お気軽にお問い合わせください。
介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県須賀川市・郡山市・矢祭町でデイサービスなどの介護事業所を運営しています。一般社団法人 全国介護事業者連盟 福島県支部 副支部長。
