そろそろ施設を考えた方がいいのかな——ご家族の介護をしていると、ふとそんな迷いが浮かぶ瞬間があるのではないでしょうか。在宅で頑張り続けるべきか、通所介護(デイサービス)などの力を借りるべきか。正解は一つではありません。今日は、郡山市で介護に携わる私たちが、判断のヒントと家族の関わり方についてお話しします。
在宅介護と施設介護、何が違うのか
在宅介護は住み慣れた自宅で暮らし続けられる安心感がある一方、家族の身体的・精神的な負担は軽くありません。施設介護(入所系サービス)は24時間体制の見守りが得られますが、環境の変化がご本人にとって負担になることもあります。
私たちが運営する「デイサービスセンターポエム郡山賀庄」(郡山市賀庄、定員10名)は、そのどちらでもない「通いながら在宅を続ける」という選択肢です。地域密着型通所介護として、日帰りでリハビリや入浴、レクリエーションを利用しながら、夜はご自宅で家族と過ごす。在宅と施設のちょうど中間にあるサービスだと私たちは考えています。
在宅か施設か、判断のヒント
- ご本人の医療的ケアの必要度(頻繁な医療処置が必要か)
- ご家族の介護負担(仕事との両立、体力・気力の限界)
- ご本人の「自宅で過ごしたい」という気持ちの強さ
- 利用できる介護保険サービスの量(支給限度額の範囲内か)
- 近隣に頼れる地域資源があるか
どれか一つで決めるのではなく、いくつかの視点を組み合わせて考えることが大切です。
郡山市賀庄の「1日型」だからできること
定員10名という小規模だからこそ、私たちはお一人お一人の顔と名前、そしてその日の体調まで把握できるよう努めています。地域密着型通所介護は、大規模な施設にはない距離の近さが強みです。
季節ごとの行事も大切にしています。桜の時期のお花見や夏祭り、敬老の日のお祝いなど、施設の中だけで完結させず、地域とのつながりを感じられる時間をつくること。私たちは「介護はエンターテインメント」だと考えていて、機能訓練や入浴介助といった支援そのものも、ご本人が「今日も楽しかった」と思える時間にしたいと、スタッフ一人ひとりが工夫を重ねています。
なお、郡山市台新(開成地区)にある「リハビリ専門デイサービス ポエム開成」は、より機能訓練に特化した事業所です。ご本人の状態や目的に応じて、どちらのタイプが合うかご相談いただくことも可能です。
家族の関わり方と、介護保険の上手な使い方
介護保険は、要介護度に応じて利用できるサービスの量(支給限度額)が決まっています。限度額いっぱいまで使わなければいけないわけではなく、ご家族の状況に合わせて調整していくものです。ケアマネジャーとよく相談しながら、無理のない範囲で組み立てることが基本です。
私たちが大切にしているのは、ご家族を「サービスの外側にいる人」にしないことです。送迎時にその日の様子を一言お伝えする、行事の様子を写真で共有するなど、小さな接点を積み重ねること。ご家族が「今日はどうだったかな」と気にかけてくださること自体が、ご本人にとって大きな支えになると私たちは考えています。
「一隅を照らす」という言葉があります。特別なことをしなくても、目の前の役割を丁寧に果たすこと。在宅介護を続けるご家族も、通所サービスを利用しながら関わり続けるご家族も、それぞれのやり方で十分にご本人の支えになっています。
まとめ
在宅か施設か、正解を急いで決める必要はありません。まずは通所介護のような「中間の選択肢」を試してみるのも一つの方法です。今、ご家族の介護で悩んでいることはありませんか。一人で抱え込まず、地域のデイサービスにも気軽に相談してみてください。
はなひろからお伝えしたいこと
私たちは「地域と共に育ち、貢献する」ことを経営理念に、郡山市・矢祭町で通所介護を中心に事業所を運営しています。ご本人にもご家族にも「ここに通ってよかった」と思っていただける場所であり続けたいと考えています。ご相談はお気軽にお問い合わせください。
なお、採用情報は弊社ブログの月曜・日曜の記事をご覧ください。
文責:株式会社はなひろ 代表 塙 啓之
