「親の物忘れや歩き方が気になってきた。でも、介護保険って何から始めればいいの?」
郡山市台新や賀庄のあたりでも、ご家族からこうした声をよく伺います。制度の名前は知っていても、いざ自分のこととなると、どこに相談してよいか分からないものです。
この記事では、介護保険を使い始めるときに最初にやることを、3つに絞ってお伝えします。専門用語には、できるだけ言い換えを添えました。肩の力を抜いて読んでみてください。
介護保険の申請とは?郡山市での最初の窓口
介護保険は、40歳以上の方が保険料を納め、介護が必要になったときにサービスを1割〜3割の自己負担で使える仕組みです。負担の割合は、所得などによって人それぞれ違います。
サービスを使うには、まず「要介護認定(介護がどのくらい必要かを国の基準で判定する手続き)」を受けます。申請先は、お住まいの市の窓口です。郡山市の場合は、市役所や、地域の「地域包括支援センター(高齢者の暮らしの総合相談窓口)」で相談できます。
申請に必要なもの
- 介護保険の被保険者証(65歳以上の方に届く保険証)
- 申請書(窓口でもらえます。代わりに書いてもらうことも可能です)
- かかりつけ医の情報(病院名・先生のお名前)
「書類がそろっていないから」と足が止まってしまう方もいらっしゃいます。ですが、最初の一歩は相談だけで大丈夫です。窓口で確認しながら進められます。
家族が最初にすること①:かかりつけ医に声をかける
申請をすると、主治医(普段から診てもらっている先生)が「主治医意見書」を書くことになります。これは、病気やけがの状態を専門の目から記すものです。
そこで、申請の前に一言、「介護保険の申請を考えています」とお伝えしておくと、その後の流れがスムーズになります。診察のついでに、短く伝えるだけで十分です。
かかりつけ医がいない場合も、窓口で相談すれば案内してもらえます。
家族が最初にすること②:「困っていること」をメモに書く
申請のあとには、市の担当の方が自宅を訪れる「認定調査」があります。ご本人の動きや暮らしの様子を、聞き取りと実際の確認で調べるものです。
このとき、ご本人は「大丈夫です」と答えがちです。人前では頑張ってしまうのが、人情ですよね。
だからこそ、ご家族のメモが役に立ちます。たとえば、次のような内容です。
日付や回数まで書けなくても構いません。「気づいたこと」を並べておくだけで、調査の場で伝え忘れが減ります。
家族が最初にすること③:結果が出るまでの間に、通う場所を見ておく
申請から結果が届くまでは、原則30日以内とされています。実際には、もう少しかかることもあります。
結果が出る前でも、申請日にさかのぼってサービスを使えるケースがあります。ただし、あとから「対象外」になる可能性もゼロではないので、事前にケアマネジャー(介護サービスの計画を立てる専門職)や窓口に確認してください。
この待ち時間は、「どこに通うか」を見比べる大切な期間でもあります。私たちは、通所介護(デイサービス)を郡山市と矢祭町で運営しています。
- ポエム開成(郡山市台新):リハビリ専門のデイサービス。定員18名で、運動や機能訓練を通じて「また動ける」を目指します。
- ポエム郡山賀庄(郡山市賀庄):定員10名の地域密着型通所介護。少人数で顔なじみになりやすく、行事も楽しんでいただいています。
事業所によって、雰囲気も得意なことも違います。ご本人に合う場所かどうか、見学で確かめられます。
認定の結果と、その先の流れ
結果は、「要支援1・2」または「要介護1〜5」、あるいは「非該当(自立)」のいずれかで届きます。
- 要支援の方:地域包括支援センターが中心になって、介護予防の計画を一緒に考えます。
- 要介護の方:居宅介護支援事業所のケアマネジャーが、ご本人とご家族の希望を聞きながらケアプラン(サービスの利用計画)を作ります。
私たちは、ケアプランの作成は行っていません。デイサービスのご利用を考えている場合は、担当のケアマネジャーさんを通じてご相談いただく流れになります。
まとめ
介護保険の最初の一歩は、次の3つです。
- かかりつけ医に、申請を考えていることを伝える
- 困っていることを、家族がメモに書き出す
- 結果を待つ間に、通う場所の候補を見ておく
「まだ早いかな」と思う頃が、実は動き出しやすい時期です。ご家族だけで抱え込まず、まずは窓口に電話を一本かけてみませんか。
はなひろからお伝えしたいこと
私たちは、「介護はエンターテインメント」だと考えています。ご利用の方に楽しんでいただくことが、すべての原点です。ご家族の「どうしよう」に、一緒に耳を傾けたいと思っています。デイサービスの見学や相談は、株式会社はなひろ(発行者:塙 啓之)までお気軽にどうぞ。
※採用情報は、弊社ブログの月曜・日曜の記事をご覧ください。
介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県須賀川市・郡山市・矢祭町でデイサービスなどの介護事業所を運営しています。一般社団法人 全国介護事業者連盟 福島県支部 副支部長。
事業所の毎日の様子や、イベント・お知らせを写真でお届けしています。ぜひフォローしてください。
株式会社はなひろが運営する、介護・障がい福祉の事業所向けのeラーニングです。ブログでは、法定研修の回数や加算の研修要件、記録の残し方を解説しています。
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