在宅介護の限界サイン、郡山市の家族が知りたい5つの目安

「最近、ちゃんと眠れていないな」「つい、きつい言い方をしてしまった」。在宅で介護をしているご家族なら、そんな夜に心当たりがあるかもしれません。頑張っている人ほど、自分の疲れには気づきにくいものです。今回は、在宅介護の「限界のサイン」と、そうなる前にできることを、郡山市賀庄・台新でデイサービスを運営する私たちの目線でお伝えします。

在宅介護の限界サインとは?ご家族に出やすい5つの変化

限界は、ある日突然やって来るわけではありません。小さな変化が少しずつ積み重なって、気づいたときには心も体も余裕がなくなっている。そんな形が多いと言われています。

次のような変化はありませんか。

  • 夜、眠れない日や、夜中に何度も目が覚める日が続いている
  • 大切な人に、つい声を荒げてしまう自分がいる
  • 自分の通院や用事を、ずっと後回しにしている
  • 好きだったことに、気持ちが向かなくなった
  • 「いなくなってしまえば楽になるのに」という考えが頭をよぎる

一つでも当てはまれば、それは「頑張りが足りない」のではなく、体と心が休みを求めているサインです。ここでお伝えしたいのは、当てはまったら誰かの助けを借りてよい、ということです。気持ちを責めなくて大丈夫です。

「ちゃんとやらなきゃ」が一番の重荷になることも

真面目で責任感の強い人ほど、「家族なのだから自分がやるのが当たり前」と考えがちです。その思いは尊いものです。ただ、介護は長く続く道のりです。一人で走り続けるより、周りと分け合ったほうが、結果として大切な人との時間を長く穏やかに過ごせます。

介護の息抜きは「わがまま」ではありません

「デイサービスに預けるなんて、かわいそうかな」。そう感じるご家族の声は、私たちもよく耳にします。けれど、ご家族が笑顔でいられることは、ご本人にとっても大きな安心です。

介護の分野では、介護をする人がひと息つくための時間を「レスパイト(休息)」と呼びます。難しい言葉に聞こえますが、要は「ご家族が休む時間」のことです。通所介護(デイサービス)は、ご本人が日中を過ごす場所であると同時に、ご家族の休息の時間をつくる役割も担っています。

私たちが大切にしているのは、「介護はエンターテインメント」という考え方です。ご利用者に「今日も来てよかった」と楽しんでいただくことが、私たちの原点です。ご本人が楽しんで出かけてくださると、送り出すご家族の気持ちも軽くなります。

通所介護を使い始めるまでの流れ

  1. 要介護認定(介護保険のサービスを使うための認定)を受けているか確認する
  2. 地域包括支援センターや担当のケアマネジャー(介護の計画を立てる専門職)に相談する
  3. 気になる事業所を見学・体験する
  4. 利用の曜日や時間を決めて、少しずつ始める

まだ認定を受けていない場合は、お住まいの市町村の窓口か、地域包括支援センターにご相談ください。相談は無料でできます。

郡山市賀庄・台新で、私たちにできること

ポエム郡山賀庄は、郡山市賀庄にある地域密着型の通所介護(定員10名)です。1日を通してお預かりする「1日型」のため、ご家族は日中にまとまった時間を持てます。少人数だからこそ、一人ひとりの表情や調子の変化に気づきやすく、季節の行事なども含めて、温かい雰囲気の中で過ごしていただけます。

リハビリ専門デイサービス ポエム開成(郡山市台新・定員18名)は、機能訓練に力を入れた事業所です。「歩く力を保ちたい」「できることを増やしたい」というご本人の思いに、専門職が寄り添います。

どちらの事業所でも、見学や体験のご相談をお受けしています。「まだ利用するか決めていない」という段階でも構いません。

事業所を選ぶときの目安

どれが正解ということはありません。ご本人とご家族の状況に合わせて、一緒に考えていけたらと思っています。

一隅を照らす ─ 小さな一歩から

私たちは、最澄の言葉「一隅を照らす」を大切にしています。目の前の一人、目の前の一つの家庭を、まず照らすという意味です。ご家族の負担を少しでも軽くすることも、その一つだと考えています。

そしてもう一つ、「当たり前を当たり前に」も私たちの大切にしていることです。挨拶をする、感謝を伝える、素直に「困っています」と言える。ご家族にも、そんな当たり前を大事にしていただきたいのです。「助けて」と言うのは、決して恥ずかしいことではありません。

まとめ

眠れない、声を荒げてしまう、自分のことが後回し。こうした変化は、限界に近づいているサインかもしれません。今日、ご自身の様子を少しだけ振り返ってみませんか。そして、話を聞いてもらえる場所を一つ、思い浮かべてみてください。地域包括支援センター、担当のケアマネジャー、私たちのような事業所。どこから始めても大丈夫です。

はなひろからお伝えしたいこと

私たちは「地域と共に育ち、貢献する。情熱を持ってこの仕事を愛し、関わる人全てに感謝と感動を」を経営理念に、郡山市と矢祭町で通所介護を運営しています。ご相談・見学は、ポエム郡山賀庄・ポエム開成までお気軽にどうぞ。詳しくは hana-hiro.com をご覧ください。

採用情報は、弊社ブログの月曜・日曜の記事をご覧ください。

発行:株式会社はなひろ 塙 啓之

この記事の監修
監修者 塙啓之

塙 啓之はなわ ひろゆき
株式会社はなひろ 代表取締役

介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県須賀川市・郡山市・矢祭町でデイサービスなどの介護事業所を運営しています。一般社団法人 全国介護事業者連盟 福島県支部 副支部長。

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