在宅介護と施設介護、どちらがいいのか——そう悩むご家族は少なくありません。「まだ家で頑張れるはず」「でも一人で抱えるのはつらい」。そんな揺れる気持ちに、正解はひとつではありません。今日は、判断のヒントと、介護保険の使い方、そしてご家族の関わり方について、私たちの現場での経験からお伝えします。
在宅介護と施設介護、何がどう違うのか
在宅介護は、住み慣れた自宅で暮らしながら、デイサービスや訪問系のサービスを組み合わせて生活を支える形です。施設介護は、特別養護老人ホームなどに入居し、24時間体制で介護を受ける形を指します。
私たちが運営する郡山市台新(開成地区)のリハビリ専門デイサービス「ポエム開成」と、郡山市賀庄の「デイサービスセンターポエム郡山賀庄」は、どちらも在宅介護を支える通所介護(デイサービス)です。ポエム開成は定員18名で機能訓練に専門特化し、ポエム郡山賀庄は定員10名の1日型で、季節の行事や少人数ならではのアットホームさを大切にしています。「在宅か施設か」だけでなく、「在宅を続けながら、どんなデイサービスを組み合わせるか」も、大切な選択肢のひとつです。判断に迷ったときは、「ご本人が慣れた環境で過ごしたいか」「ご家族の介護負担がどこまで許容できるか」の2つの軸で考えてみると、方向性が見えやすくなります。
在宅介護と施設介護、比較のポイント
介護保険でできること、知っておきたい基本
介護保険は、要介護認定を受けた方が、費用の1〜3割の自己負担でさまざまなサービスを利用できる制度です。通所介護(デイサービス)のほか、訪問看護、福祉用具のレンタル、手すりの取り付けなどの住宅改修費の補助まで、組み合わせ方は多岐にわたります。「うちは何が使えるのか分からない」という声も、私たちはよくお聞きします。
こうした制度の窓口は、市区町村の地域包括支援センターです。要介護認定の申請から、日々のサービス利用の相談まで、幅広く対応してくれます。「まず誰に聞けばいいか分からない」というときの入り口として、覚えておいていただけると安心です。
「今のままで大丈夫か」「サービスを増やせるのか」といった相談は、担当のケアマネジャーに相談するのがいちばんの近道です。私たちのデイサービスでも、ご本人の状態やご家族のご希望をケアマネジャーと共有しながら、無理のない利用プランをご提案しています。制度は複雑に見えますが、まずは「今困っていること」を言葉にして相談することから始まります。
デイサービスを「任せきり」にしないための、家族の関わり方
デイサービスを利用し始めると、「あとはお任せします」という気持ちになりがちです。でも、ご家族の関わりが少しあるだけで、ご本人の表情は大きく変わります。
私たちは「介護はエンターテインメント」だと考えています。ご利用者に楽しんでもらうことが、機能訓練やレクリエーションの原点です。だからこそ、ご家族にも「今日はこんな様子でした」という日々の変化を、送迎時やご連絡帳で共有するようにしています。
ご家族にお願いしたいのは、特別なことではありません。
- 送迎時に一言、体調や気になることを伝えていただく
- ご自宅での小さな変化(食欲・睡眠・言葉数など)を教えていただく
- できれば、ご本人の好きだったことや昔の話を聞かせていただく
こうした情報が、私たちの現場でのケアの質を上げてくれます。
まとめ
在宅か施設か、正解を急いで決める必要はありません。まずは今の暮らしに、どんなサービスを組み合わせられるかを考えてみませんか。郡山市台新のポエム開成、郡山市賀庄のポエム郡山賀庄、それぞれ特色の異なるデイサービスとして、ご相談をお待ちしています。
はなひろからお伝えしたいこと
私たちは、地域と共に育ち、貢献することを経営理念に掲げています。一人ひとりのご利用者、ご家族との関わりに感謝と感動を持って向き合う——それが、はなひろの原点です。ご相談は各事業所まで、お気軽にお問い合わせください。
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介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県須賀川市・郡山市・矢祭町でデイサービスなどの介護事業所を運営しています。一般社団法人 全国介護事業者連盟 福島県支部 副支部長。
