「久しぶりに歩いたら、こんなに脚が上がらなかったなんて」——郡山市台新のポエム開成にいらっしゃる方から、よくうかがう言葉です。暑さで外出がおっくうになる時期は、知らないうちに筋力や柔軟性が落ちてしまいます。では、機能訓練専門のデイサービスでは、具体的に何をしているのでしょうか。私たちポエム開成が大切にしている「個別機能訓練」の中身を、今日はご紹介します。
個別機能訓練とは何か——郡山市台新の現場から
ポエム開成は郡山市台新にある、定員18名のリハビリ専門デイサービスです。一般的な通所介護と違い、入浴介助や長時間の食事介助を行わない代わりに、機能訓練指導員が一人ひとりの身体状況に合わせたプログラムを組み立てることに時間を使っています。「機能訓練」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は歩く・立つ・つかむといった日常動作を、その方に合った方法で繰り返し練習することです。私たちはここに、LIFE(科学的介護情報システムという、全国の介護事業所のデータを国が集めて分析する仕組み)から得られる分析結果と、現場スタッフが日々の様子から感じ取る変化、その両方を組み合わせています。数字だけでは見えない「今日は少し表情が明るい」といった気づきも、プログラム調整の大事な材料です。
プログラムづくりで大切にしている3つの視点
- からだの状態(可動域・筋力・バランス)を定期的に確認する
- ご本人が「やってみたい」と思える種目を選ぶ
- 変化を数字と会話の両方で振り返る
介護保険の制度上、こうした機能訓練は「個別機能訓練加算」という枠組みで評価される仕組みになっています。加算の名前だけ聞くと事業所側の話に聞こえるかもしれませんが、中身は「一人ひとりに合わせた計画を立て、定期的に見直す」ことが求められる制度です。私たちはこの仕組みを、単なる書類作業ではなく、ご本人の変化に向き合うための区切りとして活用しています。
AIはあくまで道具、決めるのは人
私たちはICTやAIを、現場を楽にするための道具だと考えています。データ分析は傾向をつかむのに役立ちますが、最終的にどんな運動をどのくらいの強度で行うかを決めるのは、ご本人の表情や声を直接見ている機能訓練指導員です。道具に振り回されるのではなく、道具を使いこなす。これが私たちの基本姿勢です。
機能訓練指導員として現場に立てる資格は一つではありません。理学療法士や作業療法士、柔道整復師など、資格によって得意分野が違います。私たちは資格の違いを「役割の壁」にせず、それぞれの強みを持ち寄れる環境をつくりたいと考えています。これも、当たり前を当たり前にしながらスタッフの可能性を狭めない、私たちなりの「枠を取っ払え」の実践です。
半日型だからこそできる、集中したリハビリ時間
ポエム開成が半日型を選んでいるのには理由があります。長時間の滞在では休憩やレクリエーションの時間が増える一方、機能訓練に使える時間は限られてしまいます。私たちは滞在時間を機能訓練に集中させることで、一人あたりの訓練時間を確保しています。
もちろん、運動だけがすべてではありません。「介護はエンターテインメント」という言葉を私たちは大切にしていて、真剣に体を動かした後には、笑顔になれる時間も欠かせないと考えています。真剣さと楽しさ、その両方があってこそ、通い続けたいと思っていただけるのではないでしょうか。一人ひとりの「今日はここまでできた」という小さな達成を積み重ねていくことが、私たちの日々の仕事です。
二宮尊徳の報徳思想に「一円融合」という考え方があります。立場の違うものが、それぞれの持ち味を出し合って一つの輪になる、という意味だと私たちは受け止めています。ご利用者の頑張りと、スタッフの専門性、そしてご家族の支えが噛み合ったときに、リハビリの効果は一番大きくなる。半日型という限られた時間だからこそ、その噛み合わせを大切にしたいと考えています。
まとめ
「うちの親に合う運動があるのか分からない」——そう感じたら、まずは一度、ポエム開成の様子を見にいらしてください。お一人おひとりの体に合わせたプログラムを、実際にご覧いただくのが一番の説明になると思います。
はなひろからお伝えしたいこと
私たちは「地域と共に育ち、貢献する」ことを経営理念に掲げ、郡山市台新・賀庄、矢祭町でデイサービスを運営しています。一隅を照らす気持ちで、一つひとつの現場を大切にしていきたいと考えています。ご相談はお気軽にどうぞ。なお採用情報は、弊社ブログの月曜・日曜の記事でもご紹介しています。
