ロコモが進む前に|郡山市のリハビリデイを活用しよう

「最近、お父さんの歩き方が少し変わってきた気がする」「お母さんが椅子から立ち上がるのに時間がかかるようになった」—そんな小さな変化に気づいたとき、どうすればいいのでしょうか。それはもしかすると「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」のサインかもしれません。ロコモは放置すると要介護への道を早めることもありますが、早く気づけば対処できます。在宅で親御さんの介護をしているご家族に向けて、ロコモのチェック方法とデイサービスをうまく活用して転倒・廃用を防ぐ方法をお伝えします。

ロコモとは?ご家族が知っておきたい基礎知識

「ロコモ」とはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略称です。骨・関節・筋肉などの運動器の機能が衰え、立つ・歩く・座るといった日常の動作が難しくなっていく状態のことを指します。進行すると移動の自立が困難になり、要介護・要支援につながるリスクが高まります。

日本整形外科学会の推計では、ロコモが疑われる人は4,700万人を超えるとされており、高齢化が進む日本社会において大きな課題となっています。

こんなサインがあれば要注意

日常生活の中で次のような変化があれば、ロコモが進んでいる可能性があります。

  • 横断歩道を青信号で渡りきれなくなった
  • 片脚立ちが15秒以下になった
  • 階段を手すりなしでは降りられなくなった
  • 床から直接立ち上がれなくなった
  • 2kgの買い物袋を持って歩くのが辛そうになった

これらは日本整形外科学会が提示する「ロコチェック」をもとにしたチェックポイントです。ご家族が日常的に観察できる視点でまとめているので、まず「最近どうだっけ?」と思い当たることがあれば一緒に確認してみてください。

廃用症候群との違い、そして家族にできること

ロコモと混同されやすいのが「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」です。廃用症候群は、身体を動かさない状態が続くことで起こる全身の機能低下を指します。筋力・心肺機能・認知機能が全般的に落ちていくため、「なんとなく元気がない」「動くのが億劫そう」といった変化として現れることが多いです。

両者の違いをひとことで言うなら、「ロコモは足腰の問題」「廃用は動かないことで起こる全身の問題」です。ただしロコモが進んで動くのが怖くなり、さらに廃用が重なる——という悪循環も起きやすいため、どちらも早めの気づきと対処が大切です。

在宅でできる転倒予防の3つのポイント

ご家族が日々の生活の中でサポートできることをいくつかご紹介します。

  1. 椅子に座りながらの足踏み運動 — テレビを見ながらでもできます。膝を高く上げることで腸腰筋(足を引き上げる筋肉)に刺激が入ります。
  2. 壁に手を添えた片脚立ち(10秒×左右) — 毎朝・毎晩の習慣にするとバランス感覚の維持に効果的です。
  3. 手すりや滑り止めマットの設置 — 運動と並行して住環境を安全に整えることも重要です。廊下への手すり設置や段差の解消だけで、転倒リスクが大きく下がります。

「できる範囲から少しずつ」というのが、長続きのコツです。

デイサービスを「予防」に使うという発想

「デイサービスは、もっと介護が重くなってから使うもの」と思っていませんか?

実は、要支援1・2など比較的軽い段階からデイサービスの介護予防リハビリを利用すると、ロコモや廃用の進行を遅らせる効果が期待できます。理学療法士(PT)や作業療法士(OT)などリハビリ専門職が個別に身体機能を評価し、その人の状態に合ったプログラムを提供するからです。

介護保険を使えば利用者負担は1割(所得によって2〜3割)で済むため、「費用が心配」という方も気軽に相談できます。まずはケアマネジャー(介護支援専門員)さんに「リハビリ専門のデイサービスを使ってみたい」と一声かけてみてください。

私たちはなひろは、郡山市・矢祭町でリハビリ専門デイサービスを展開しています。2026年6月1日には郡山市安積町に新たな事業所「poem de reha 安積店」をオープンします。6月1日まで、あと19日です。

poem de reha 安積店の概要

半日型なので「親の負担が大きくなりそうで心配」という方にも選びやすいのが特徴です。体験利用のご相談も受け付けています。

まとめ|変化に気づいたら、早めに動くほうが得

ロコモや廃用症候群は「なんとなく老けてきた」と見過ごしがちですが、早めに気づいて適切なリハビリを始めると、回復・維持できる可能性がぐっと上がります。ご家族が「あれ?」と感じたタイミングが、実はちょうどいい介入のサインです。一人で抱え込まず、まずはケアマネジャーさんや地域の介護事業所に相談してみてください。「まだ早いかな」と思ったときが、ちょうどいいタイミングです。

はなひろからお伝えしたいこと

私たちは「地域と共に育ち、貢献する」を経営理念に、郡山市・矢祭町でデイサービスを運営しています。「介護はエンターテインメント」という思いで、利用者の方に楽しんでもらえる場所をつくっています。poem de reha 安積店のご見学・ご相談は、担当:豊嶋(080-2848-2881 / toyoshima@hana-hiro.com)までお気軽にどうぞ。詳細はこちら:https://info.hana-hiro.com/poem-asaka.html

発行:株式会社はなひろ 塙 啓之