利用者さんが10人。その一人ひとりの名前も、好きな話題も、今日の調子も、全員が分かる職場があったら、働くことは少し変わると思いませんか。
私たちが運営する「デイサービスセンターポエム郡山賀庄」は、郡山市賀庄にある定員10名の地域密着型通所介護(市町村が指定する、地域に根ざした小規模なデイサービス)です。朝から夕方まで過ごしていただく「1日型」です。今日は、この小さな現場で働くということについてお話しします。
定員10名のデイサービスで働くということ(郡山市賀庄)
大きな施設では、利用者さんの顔と名前が一致するまでに時間がかかることもあります。定員10名の賀庄では、スタッフ全員が利用者さん全員と関わります。担当制で区切りすぎず、「みんなで見る」ことを大切にしています。
少人数だと、小さな変化に気づきやすくなります。いつもより口数が少ない、歩き方が違う、食事の進みがゆっくり。そうした気づきをその場で共有し、すぐに動けます。
小さな職場だからこそ起こること
- 利用者さんの「いつも」が分かるので、「いつもと違う」に気づける
- スタッフ同士の距離が近く、気づいたことをその場で伝え合える
- 役割を細かく限定しないので、いろいろな仕事に関われる
これは「枠を取っ払え」という私たちの考え方にもつながっています。「私は送迎だけ」「私はレクだけ」と決めてしまうと、スタッフの可能性も狭まってしまいます。得意なことを伸ばしながら、できることを広げていく。それを応援できるのが、小さな職場の良さです。
1日型だからできる、行事とゆったりした時間
1日型のデイサービスには、半日型にはない時間の流れがあります。食事を一緒にとり、午後はゆっくり過ごし、季節の行事を楽しむ。利用者さんの1日に長く寄り添えるのが、この形です。
私たちは「介護はエンターテインメント」だと考えています。利用者さんに楽しんでもらうことが、この仕事の原点です。季節ごとの行事や、日々のレクリエーションは、そのための大切な時間です。企画する側のスタッフが一番楽しんでいる、そんな空気をめざしています。
「当たり前」を大切にする
小さな現場ほど、基本が空気をつくります。挨拶、感謝、時間を守ること、素直さ、向上心。私たちはこれを「当たり前を当たり前に」と呼んでいます。特別なことではありませんが、毎日続けることで、利用者さんにもスタッフにも居心地のよい場所になっていきます。
一隅を照らす仕事として
天台宗の開祖・最澄の言葉に「一隅を照らす」があります。自分のいる場所を精いっぱい照らす人こそ、社会の宝だという意味です。
郡山市賀庄という地域で、10人の利用者さんとそのご家族を支える。大きな仕事ではないかもしれません。けれど、その一日が誰かの暮らしを支えていると考えると、目の前の仕事に誇りが持てます。
私たちの経営理念は「地域と共に育ち、貢献する。情熱を持ってこの仕事を愛し、関わる人全てに感謝と感動を」です。地域の中で顔の見える関係を築けるのは、地域密着型ならではの魅力だと思っています。
道具は、現場を楽にするために
記録や情報共有には、ICTやAIも活用していきます。ただし、それは目的ではなく、現場を楽にする道具です。浮いた時間で、利用者さんとお話しする。そのために使うものだと考えています。
現場の空気を知りたい方へ
どんな職場かは、文章だけでは伝えきれません。毎日の空気、スタッフ同士の会話、利用者さんの笑い声。気になった方は、まず一度、お問い合わせください。
まとめ
定員10名の小さなデイサービスで、顔の見える関係の中で働く。行事や日々の時間を、利用者さんと一緒に楽しむ。そんな働き方に少しでも惹かれたら、私たちの考え方をもう少し知ってみませんか。あなたなら、10人の利用者さんとどんな1日を過ごしたいですか。
はなひろからお伝えしたいこと
私たちは郡山市・矢祭町で、通所介護(デイサービス)を中心に事業を行っています。人を大切にすることが、よい介護につながると信じています。ご質問は、はなひろ公式サイト(hana-hiro.com)からお気軽にどうぞ。採用情報は、弊社ブログの月曜・日曜の記事もご覧ください。
株式会社はなひろ 塙 啓之
介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県須賀川市・郡山市・矢祭町でデイサービスなどの介護事業所を運営しています。一般社団法人 全国介護事業者連盟 福島県支部 副支部長。
事業所の毎日の様子や、イベント・お知らせを写真でお届けしています。ぜひフォローしてください。
株式会社はなひろが運営する、介護・障がい福祉の事業所向けのeラーニングです。ブログでは、法定研修の回数や加算の研修要件、記録の残し方を解説しています。
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