「デイサービスを探しているけれど、どこを見ればいいのか分からない」。そんなお声を、ご家族からよくうかがいます。パンフレットを並べても、違いが見えにくいですよね。
そんなとき助けになるのが、実際に足を運ぶ「見学」です。ただ、何を見ればよいのか分からないまま行くと、雰囲気の印象だけで終わってしまいます。この記事では、郡山市でデイサービスを探すご家族に向けて、見学で見ておきたい視点を整理しました。
デイサービス見学で最初に見たい「空気」と「あいさつ」
見学で最初に感じ取れるのは、建物の新しさよりも、そこに流れる空気です。
- 玄関で、スタッフが目を見てあいさつをしてくれるか
- ご利用者の表情が、こわばっていないか
- スタッフ同士の声のかけ方が、穏やかか
私たちは、あいさつ・感謝・素直さといった「当たり前を当たり前に」することを大切にしています。派手なことではありませんが、毎日の積み重ねは、ご利用者の安心にそのままつながると考えているからです。
見学のときは、案内される場所だけでなく、案内されていない場所の様子にも目を向けてみてください。ふだんの姿は、そこに出ます。
見学で聞いてみたい質問
- 1日の流れを教えてもらえますか
- 行事やレクリエーションは、どのくらいありますか
- ご利用者の様子は、ご家族にどう伝えてもらえますか
「何をして過ごす場所か」で、事業所の個性が見えてくる
デイサービスと一口に言っても、過ごし方はさまざまです。ここが、選ぶときの一番の分かれ道です。
私たちの事業所でいえば、郡山市台新の「ポエム開成」はリハビリ専門デイサービス(定員18名)で、機能訓練を軸にしています。郡山市賀庄の「ポエム郡山賀庄」は地域密着型通所介護(定員10名)で、少人数ならではの温かさを大切にしています。
どちらが良い、という話ではありません。ご本人が「何をしたいか」「どんな時間なら楽しめるか」によって、合う場所は変わります。私たちは「介護はエンターテインメント」と考えています。利用者さんに楽しんでもらうことが原点だからです。見学では、ご本人が笑っている場面を想像できるかどうかを、ぜひ確かめてください。
スタッフの人数と役割をたずねてみる
意外と見落としがちなのが、スタッフの体制です。
- 看護職員や機能訓練指導員(体の機能の維持・回復を支える専門職)は配置されているか
- 送迎の担当と、中でのケアの担当は分かれているか
- 体調が急に変わったとき、どう対応するか
専門用語が出てきたら、遠慮なく「それは、どういう意味ですか」とたずねて大丈夫です。分かりやすく答えてくれるかどうかも、大切な判断材料になります。
費用についても、1割負担(所得により2割・3割の場合もあります)の目安や、食事代・おやつ代などの別途費用を、その場で確認しておくと安心です。
ご本人と一緒に行くか、先にご家族だけで行くか
「本人が嫌がるから、連れて行けない」という声もあります。その場合は、まずご家族だけで見学して、様子を話してあげる方法もあります。
一方で、ご本人が一緒に見学できると、「ここなら行ってもいいかな」という気持ちが生まれることがあります。無理に決めようとせず、ご本人のペースを尊重できたらいいですね。
介護保険の利用がはじめての場合は、お住まいの地域の地域包括支援センター(高齢者の暮らしの総合相談窓口)に相談する道もあります。
まとめ
見学で見ておきたいのは、次の5つです。
- あいさつと空気
- 1日の過ごし方
- 事業所の個性(機能訓練型か、地域密着型か)
- スタッフの体制と説明の分かりやすさ
- ご本人が笑っている姿を想像できるか
気になることは、メモにして持って行ってみませんか。きっと、パンフレットだけでは見えなかったものが見えてきます。
はなひろからお伝えしたいこと
株式会社はなひろは、郡山市・矢祭町で通所介護(デイサービス)を中心に事業を展開しています。経営理念は「地域と共に育ち、貢献する。情熱を持ってこの仕事を愛し、関わる人全てに感謝と感動を」です。デイサービス選びで迷われたときは、お気軽にご相談ください。詳しくは hana-hiro.com をご覧ください。
採用情報は、弊社ブログの月曜・日曜の記事をご覧ください。
発行者:塙 啓之
介護業界で25年以上、現場・介護施設の管理者・ケアマネジャー(介護支援専門員)を経験。2013年に株式会社はなひろを設立し、福島県須賀川市・郡山市・矢祭町でデイサービスなどの介護事業所を運営しています。一般社団法人 全国介護事業者連盟 福島県支部 副支部長。
事業所の毎日の様子や、イベント・お知らせを写真でお届けしています。ぜひフォローしてください。
株式会社はなひろが運営する、介護・障がい福祉の事業所向けのeラーニングです。ブログでは、法定研修の回数や加算の研修要件、記録の残し方を解説しています。
よく読まれている記事
介護施設の感染症対策研修、義務化された訓練と記録の仕組み化ポイント
介護の処遇改善加算とキャリアパス要件、研修計画・記録の実務ポイント
